2010年7月26日月曜日

[2010.07.25] 練習試合 川越全酪SC

20100725



県2部前期最終戦を翌週に控えたこの日は、県2部Aブロックに所属する
川越全酪SCとの練習試合を行いました。

クラブ選手権でタイトルを獲った勢いそのままに、序盤から精力的な動きで
相手を押し込み多くのチャンスをつかみます。
しかし度々訪れた決定的な場面も相手GKの再三にわたるファインセーブや
フィニッシュのミスなども重なり得点を奪えず、スコアレスで前半を折り返します。

後半開始1分、DF加藤選手の好パスから裏へ抜け出した途中出場の
FW斉藤選手が豪快に蹴り込みようやく先制点を奪いますが、後半6分に
カウンターから左サイドを突破され同点。
直後の8分に山田選手からのパスを受けたFW内川選手が決め勝ち越すものの、
その後再び同点に追い付かれ、前半とは打って変わって乱打戦の様相。

そして後半の半ば過ぎにゴール前のこぼれ球を中嶋選手が蹴り込み三度勝ち越すと、
その後は田嶋選手、斉藤選手にもゴールが生まれ、5-2で勝利しました。

酷暑の炎天下で肉体的には非常に厳しい試合でしたが、クラブ選手権の
60分ゲームに慣れた体に90分ゲームの感覚を取り戻させる、
非常に意味のある有意義なゲームになりました。

川越全酪SCの皆さん、猛暑の中貴重なトレーニングマッチをさせて頂き
誠にありがとうございました。共に県1部に昇格できるよう頑張りましょう。


練習試合
VS 川越全酪SC 45分×2本

 1st 0-0
 2nd 5-2
Total 5-2

得点者
斉藤2
内川
中嶋
田嶋

2010年7月19日月曜日

[2010.07.18] クラブ選手権 決勝 FC elf

20100718


全国クラブチームサッカー選手権埼玉県大会決勝、
昨年まで2年連続県2部2位の難敵FC elfと対戦しました。

梅雨が明け35度の猛暑の中で行われたこの試合、暑さの影響か
序盤から集中力を欠いたプレーが目立ち、相手に押し込まれる
時間が長く続きます。しかし相手のフィニッシュのミスにも
助けられ苦しい時間帯を無失点でしのぐと、何度か鋭いカウンター
から相手ゴールを脅かす場面も出始め、徐々に試合を押し戻します。

すると前半20分、右サイドを突破したFW虫本選手からのクロスに、
ゴール前に飛び込んだ細田(耕)選手が左足で合わせ先制ゴールを
奪い、1-0で前半を折り返します。

気合いを入れ直して臨んだ後半でしたが、5分に微妙な判定からPKを
奪われ同点。
しかし5分後の後半10分、細田(耕)選手の絶妙のパスを受けて
裏へ抜け出したFW内川選手が、GKをあざ笑うかのような鮮やかな
ループシュートを決め2-1とします。
再びリードを奪い落ち着いて試合を進めたいところでしたが、
その僅か5分後の後半15分、セットプレーからしぶとく押し込まれ
またもや同点、決勝戦に相応しく両者全く譲らない展開に緊張感が
走ります。

なかなか突き放せない展開、昨年までならここで崩れてもおかしくない
ところでしたが、春先から勝ち続け自信に満ち溢れた選手達がここから奮闘。
失点から2分後の後半17分、山田選手、虫本選手と繋いだボールが
内川選手に渡りGKと1対1、一度はGKに防がれますが、後から走り込んだ
虫本選手が詰めて3-2。さらに2分後の後半19分には途中出場荒井選手の
完璧なクロスを虫本選手が頭で叩き込み4-2と一気に畳みかけます。

残りの時間は途中出場の選手たちの奮闘もあり押せ押せの展開、
追加点こそ奪えませんでしたが最後まで攻め続ける潔い戦いで
このまま試合終了、初の優勝を決めると共に、関東大会への出場権を
手に入れることができました。
猛暑の炎天下、苦しい時間帯もありましたが、紛れもなく選手スタッフ
含めチーム全員で勝ち取った素晴らしい勝利。
そして山形から応援に駆けつけてくれたMr.ラトルズ大類さんの目の前で
優勝を決める最高の勝利でした。
関東大会でもラトルズらしい、明るく楽しくそして泥臭い普段通りの
サッカーで、埼玉県代表の名に恥じぬ戦いを目指しましょう。


クラブ選手権埼玉県大会 決勝
VS FC elf(県2部)

 1st 1-0
 2nd 3-2
Total 4-2

得点者
細田(耕)
内川
虫本2

警告
中村(元)
日野

スターティングメンバー
GK 33 小林
DF 17 加藤 →後半12分 20 経塚
DF 28 波多
DF 16 中村(元)
DF 29 日野
MF 12 佐渡屋 →後半12分 19 荒井
MF 18 細田(耕)
MF 9 山田
MF 25 東門 →後半15分 4 中嶋
FW 21 虫本 →後半25分 10 井上
FW 23 内川 →後半20分 11 斉藤

リザーブメンバー
GK 1 渡辺
DF 10 井上
DF 19 荒井
DF 20 経塚
MF 4 中嶋
FW 11 斉藤

スタッフ
監督 熊田(智)
コーチ 石川
カメラマン 細田(賢)
酒待ち 大類

2010年7月12日月曜日

[2010.07.11] クラブ選手権 準決勝 与野蹴魂会

全国クラブチームサッカー選手権埼玉県大会準決勝、
昨年まで関東リーグに所属し、アマチュアサッカー界では
全国的な知名度を誇る名門与野蹴魂会との試合が行われました。

組み合せが決まった瞬間からこの一戦を一つの目標にしてきた
選手そしてスタッフ、チーム全員が一丸となり気迫のこもった
プレーで強豪相手に臆することなく自分達のサッカーを展開。

序盤の激しい主導権争いを制し、相手陣内で続けざまにCKや
セットプレーを獲得するなど優位に試合を進めます。
その後も前線からの積極的な守備や縦に速い攻撃を軸に
相手陣内でゲームを進めるものの、経験豊富な試合巧者
与野蹴魂会に要所を抑えられ、逆に前掛りになったところで
鋭いカウンターを浴びヒヤリとさせられるシーンを作られるなど、
双方全く互角の展開のままスコアレスで前半を折り返します。

仕切り直しとなった後半は、与野蹴魂会の大きく速い展開に
揺さぶられ主導権を握られます。
すると後半5分に右サイドを完全に崩されると、フリーにさせて
しまった中央の選手に確実に決められ先制点を奪われます。
その後同点を狙い反撃を試みますが、相手のシンプルかつ正確な
プレーに中盤を制され劣勢を強いられると、後半9分にまたもや
右サイドを突破され2失点目、非常に苦しい状況に追い込まれます。

しかしここからラトルズ名物の往生際の悪さを発揮、2点を先行し
ややペースを緩めた相手から試合の主導権を奪い返すと、
後半13分に相手ゴール至近距離から虫本選手が強烈なシュート。
一度はGKに止められますが、こぼれ球にいち早く反応した山田選手が
放ったシュートがゴールラインを割り1点を返します。

さらに激しい攻撃を繰り返すと、後半21分には波多選手のスルーパスから
相手ゴール前へ抜け出した虫本選手が右足で巧みに決めて同点とし、
試合を振り出しに戻します。

その後中央を突破されGKとの一対一に持ち込まれる大ピンチを迎えますが、
GK小林選手のビッグセーブが飛び出し命拾い。
すると試合終了間際の後半ロスタイム、相手DFを振り切ってゴールに突進
するFW虫本選手がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。
このPKを虫本選手が自ら冷静に右隅に決め勝ち越し、強豪相手に2点の
ビハインドから逆転する劇的な勝利で決勝戦に駒を進めることができました。

長年埼玉県の社会人サッカーを引っ張ってきたビッグネーム与野蹴魂会を、
試合時間が短いとはいえ公式戦で打ち破る、ラトルズにとって歴史的な快挙。
古くから在籍するメンバーにとっては遥か雲の上の存在だった名門クラブに
対し、怖いもの知らずの若い選手達が伸び伸びと自分達のサッカーを貫き、
正々堂々とした戦いで互角に渡り合う素晴らしいゲームでした。

しかし運良く勝利を掴むことはできましたが、切り替えの早さ、カウンターの
スピード、展開力、プレーの精度など、多くの面でまだまだ県1部のレベルとは
差があることを痛感させられました。
このゲームで得た素晴らしい経験を今後一人ひとりが生かし、まずは次週の決勝、
そして県1部昇格に向け努力し続けて行きましょう。


クラブ選手権埼玉県大会 準決勝
VS 与野蹴魂会(県1部)

 1st 0-0
 2nd 3-2
Total 3-2

得点者
山田
虫本2

警告
山田
佐渡屋

スターティングメンバー
GK 33 小林
DF 17 加藤
DF 28 波多
DF 16 中村(元)
DF 20 経塚 →後半20分 19 荒井
MF 12 佐渡屋 →後半15分 26 中村(芳)
MF 29 日野
MF 9 山田
MF 25 東門 →後半20分 4 中嶋
FW 21 虫本
FW 23 内川

リザーブメンバー
GK 1 渡辺
DF 10 井上
DF 19 荒井
MF 4 中嶋
MF 26 中村(芳)

スタッフ
監督 熊田(智)
コーチ 石川

2010年7月5日月曜日

[2010.07.04] クラブ選手権 準々決勝 桶川SC

全国クラブチームサッカー選手権埼玉県大会準々決勝、
桶川SCとの試合が行われました。

リーグ戦今季10得点の大黒柱田嶋選手が欠場したFW陣は、
同7得点の内川選手と5月に京都出張から復帰した一昨年までの
エース虫本選手の2トップでスタート。
すると試合開始直後にこの2選手が魅せます。

DF波多選手のロングフィードから相手DFの裏へ抜け出した
虫本選手が右サイドから高速クロスを放り込むと、
ゴール前へ走り込んだ内川選手が豪快に頭で叩き込み、
開始1分足らずという電光石火の先制点。

その後も完全に試合の主導権を握ると前半18分には右CKから
波多選手が入団初ゴールとなる右足のボレーを決め追加点を奪います。

その後は押し込みながら追加点を挙げることができませんでしたが、
後半9分に相手ペナルティエリア内に巧みなドリブルで侵入した
山田選手が倒されて得たPKを内川選手が確実に決め3-0とし、
ようやく試合を決定づけます。

後半15分に気の緩みから右サイドの守備がルーズになり1点を
返されますが、逆にこの失点で火がつきその後は怒涛の攻撃。
17分に途中出場経塚選手が左サイド深い位置から左足で巧みな
シュートを決めると、20分には虫本選手の強烈なミドルが相手GKの
ファンブルを誘い5-1。
気持ちが切れ足が止まった相手に対しさらに追い討ちをかけると、
24分に内川選手のアシストから途中出場のムードメーカー荒井選手が、
記録の残る2004年以降では公式戦初となるゴールを決め6-1。
さらに26分に内川選手がハットトリックとなるゴール、
30分に細田(耕)選手、ロスタイムには山田選手にもゴールが生まれ
終盤15分間で6ゴール、結局9-1という大差での勝利で、準決勝へ
駒を進めました。

攻撃面では非常に高い精度のフィニッシュ、緩急を織り交ぜた効果的な
攻撃が見られるなど満足のいく内容でしたが、守備では不用意な形で
相手に余計な点を与えてしまい、また、終盤には最終ラインでのパスミスが
続出するなど課題も残る試合になりました。

次週の準決勝はいよいよ名門与野蹴魂会に挑みます。
大勝に浮かれず、引き続き気を引き締めてこの一戦に臨みましょう。


クラブ選手権埼玉県大会 準々決勝
VS 桶川SC(桶川市)

 1st 2-0
 2nd 7-1
Total 9-1

得点者
内川3
波多
経塚
虫本
荒井
細田(耕)
山田

スターティングメンバー
GK 1 渡辺 →後半0分 33 小林
DF 29 日野
DF 28 波多
DF 16 中村(元)
DF 18 細田(耕)
MF 12 佐渡屋 →後半0分 20 経塚
MF 26 中村(芳) → 後半0分 17 加藤
MF 9 山田
MF 25 東門 →後半20分 19 荒井
FW 21 虫本 →後半20分 24 高橋
FW 23 内川

リザーブメンバー
GK 33 小林
DF 10 井上
DF 17 加藤
DF 19 荒井
DF 20 経塚
MF 24 高橋

スタッフ
監督 熊田(智)
コーチ 石川